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エジプト博物館
エジプト博物館は古代エジプトの魅惑的な世界を広めるために設立された文化・教育機関です。クロス考古学財団内にあるこの博物館は、ヨーロッパで最も重要なプライベート・コレクションの一つであるだけでなく、何千年もの間、人類を魅了してきた文明の研究、調査、普及に尽力する中心地でもあります。
1993年にジョルディ・クロス財団によって設立されたこの博物館は、2000平方メートルの敷地に堂々と広がり、ファラオや神々、昔のエジプトの日常生活を物語る品々が展示されています。その顕著な例としてファラオの威厳を秘めたラムセス2世の巨像や、クレオパトラ7世の細密なレリーフなどがあります。
バルセロナ海洋博物館
バルセロナの中世の王立造船所に位置する海洋博物館は、13世紀から18世紀にかけての造船のエキサイティングな世界を垣間見ることができます。1976年に歴史的かつ芸術的モニュメントに認定されたこの博物館では、カタルーニャの豊かな海洋文化に浸り、この国の海洋の歴史を探求できます。
コレクションは、細部にまでこだわった船の模型やその時代の航海用具から、見事な海事絵画や地図まで多岐にわたります。特にバルセロナ港に係留されている1918年建造の3本マストの帆船、サンタ・エウラリア号は圧巻です。
海の遺産の展示もあり、船首像や奉納品のコレクションも充実しています。
また、2006年には国宝博物館として指定されています。
ピカソ美術館
1963年に開館したピカソ美術館は、13世紀と14世紀のカタルーニャ・ゴシック様式の、貴族の邸宅を含む5件の建物に宮殿にまたがっています。ここでは、20世紀を代表する芸術家、パブロ・ピカソの人生と作品を巡る旅を満喫できます。
この美術館の常設コレクションではピカソの形成期、若い頃からの彼の変遷がわかる作品が展示されています。絵画、素描、陶芸、彫刻、グラフィック作品、挿絵本、スケッチブックなど、総数5,000点以上の作品が並べられています。マラガ生まれの画家がバルセロナの街と親密な関係を保っていたことが、これらの作品からわかります。
ミロ美術館
ジョアン・ミロ財団美術館は、建築家ジョセップ・リュイス・セルトの設計による地中海様式が顕著に反映された建物内にあります。ここには、絵画、彫刻、版画、織物、素描など、14,000点を超えるミロの最も重要なパブリック・コレクションが展示されています。
また、寄贈作品や著名アーティストからの借用作品などの現代美術作品を展示する企画展も開催されます。さらに財団は、芸術的研究と実験を促進するユニークな展示スペースを提供し、若いアーティストを支援しています。
MNAC
カタルーニャ国立美術館として知られるこの美術館は、歴史あるモンジュイック国立宮殿内にあり、ロマネスク時代から20世紀までのカタルーニャ美術を幅広く展示しています。
約5万平方メートルの古典主義様式の建物は、国際博覧会のために1929年に建設されたもので、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂をイメージした大きなドームを戴くファサード、左右にある2つの小さなドーム、サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂をイメージした4つの塔が特徴です。館内には、ゴシック、ルネッサンス時代の作品から、貴重なティッセン=ボルネミッサ・コレクション、バロック時代のカンボーの遺産、近代美術、素描、版画、魅力的な写真セクションまで、貴重なコレクションが展示されています。また、ビジターに常に新鮮な体験を提供する企画展も開催しています。
アントニ・タピエス美術館
アントニ・タピエス美術館は、1885年にドメネク・イ・モンタネールが設計した象徴的な建物内にあり、単なる美術作品の鑑賞だけではなく、芸術の変遷をたどる旅が楽しめます。
常設展には、1940年から現在までの作品が年代順に展示されており、アントニ・タピエスというアーティストの変遷を鑑賞しながら、彼のビジョンとテクニックをより深く理解することができます。
1990年に設置された彼自身による、アルミニウム管とスチール製の金網を使ったさ苦品「雲と椅子(Núvol i cadira)」は、ファサードの芸術的外観を妨げることなく、建物に高さを与えています。
CCCB
かつてのカサ・デ・ラ・カリタットに位置するCCCB(バルセロナ現代文化センター)は、複合的なスペースとして機能しており、以前の建物の改修により、FAD建築賞を受賞しています。
バルセロナ州議会とバルセロナ市議会に属するCCCBは、文化の中心スポットであり、市民も観光客も都市と都市環境というテーマを軸に展示に没頭し、シンポジウムに参加し、展覧会や会議に出席することができます。ここでは、バルセロナを様々な文化的分野から発見し分析することができるのです。
MACBA
北米の建築家リチャード・マイヤーが、直線と曲線を組み合わせ内部空間を自然光と調和させるような設計した建物を使ったバルセロナの現代美術館であるMACBA。
MACBAは、美術評論家アレクサンドル・チリシ・イ・ペリセールの構想により1959年に設立されました。1995年に開館し、2006年にマクバ・チャペルとして知られる旧天使の修道院の教会を併設し、展示スペースを拡大しました。常設展のほか多くの巡回展も開催しており、現代美術の様々な側面を体験することができます。
MOE Joan Antoni Samaranch
CaixaForum バルセロナ
この文化センターは、1912年に建築家ジョセップ・プッチ・イ・カダファルクによって建てらた織物工場があった場所にあり、過去と現在がうまく混ざり合っています。かつてのカサラモナ工場は、生産に電力を使用した最初の工場であり、労働者のために最適な衛生条件を確保し、自然光を最大限に利用していました。
カイシャ・フォーラム・バルセロナは、「ラ・カイシャ」財団をバックに、ダリ、ベラスケス、ピカソ、アンディ・ウォーホルといった伝説的な芸術家の作品を集めた企画展を開催してきました。
バルセロナの文化的・社会的側面を存分に味わいたい人には見逃せないスポットです。映画、音楽、会議、教育プログラムなど、多彩なプログラムで常に活気付いてます。
カタルーニャ考古学博物館 – MAC
モンジュイックの中心にあるカタルーニャ考古学博物館は、1929年の万国博覧会でグラフィック・アート・パビリオンが置かれたシンボリックな場所です。1932年に設立され、2010年から2013年にかけて改装されたこのネットワーク型博物館は、青銅器時代の埋葬儀式を紹介するオーディオビジュアルから、イベリア半島を特徴づけたギリシャやフェニキアの植民地化まで、考古学愛好家を先史時代からの旅に誘います。
トレドンヒメノの王冠とティヴィッサのイベリア半島の宝物は、その中でも際立っています。シッチェスで発見されたネアンデルタール人の顎骨は、カタルーニャで最も古い遺跡の一つでもあります。博物館は、カタルーニャ全土に遺跡を持つネットワーク博物館なのです。
地中海の文化を生き生きと伝えるワークショップや教育資料、企画展も提供しています。訪問を最大限に満喫できるよう、是非その日行われているアクティビティをチェックしてみてください。
